家族葬について
一昨日、隣の家のおじさんがなくなった。危篤状態であることは家人から聞いていて、31日の夜に病院で亡くなったらしい。
我が家はこのお隣さんと遠い親類関係だったためそういう話がされたのだけど、お隣さんは今回「家族葬」をするらしく、 香典などは受付をしないという話だった。そういえば、と私は思ったのだ。
そういえば家族葬ってなんだろう?
芸能人が亡くなったときにちらっと小耳に挟むことはあっても詳しくは知らない。数十年前は家に近所の人をたくさん呼んで、家から出棺することが当たり前だったように思う。でも今日は、そこかしこに葬儀を行うためのホールがあるし、家から仏さんを送り出すことも少なくなってきたように思う。
なのでちょっとだけ調べてみた。
家族葬とは葬儀場(セレモニーホールなど)でお葬式をした後に、そこから出棺して火葬場へ向かう葬式のやり方らしい。
一般的に日本のお葬式は知り合いや近所の人をたくさん呼んで執り行うものだった。すごく手間がかかるのである。
だけど最近は兄弟や親戚などが遠くに住んでいたり、時間を合わせたりすることが困難だから家とは別の場所を借りてお葬式をしましょう。ということらしい。家でやると人がたくさん来てそれだけ時間や手間がかかり、家族と故人との時間もとりづらくなる。それを避けるためもあるらしい。
田舎ならまだしも都会だと葬儀を行うための場所も限られているだろうし。
「家族葬」だけどもちろん親族に呼ばれたなら参列することもできる。ただしいくら親しい仲であっても呼ばれてもいないのに行くのはNG
服装もカジュアルなものは駄目で通常のお葬式と同じくフォーマルな黒を基本とした服装で行かないといけない。
場所が変わるだけで普通のお葬式と何ら変わらないらしい。